素材へのこだわり



元々三ヶ日製菓は、お菓子を含めて日用雑貨も扱う商店でした。
しかし、子どもの頃からあんころ餅が大好きだった店主は、餡にこだわりがありました。


当時の和菓子は、餡屋で餡を仕入れるのが常識でした。
しかし、餡好きの店主にとって、仕入れたこしあんはそれほど美味しくありませんでした。


菓子製造器メーカーと相談した結果、捨てる皮を減らすためにすり潰して混ぜていた事が原因だと解りました。こしあんのキラキラ光る粒は砂糖ではなく、小豆の皮だったのです。そこで、あんこを仕入れるのは止めて、機械メーカーと試行錯誤して自家製の餡を作り出しました。

すると、その時からお菓子の人気が跳ね上がり、結果として現在の和菓子専門店へとなることが出来ました。それが現在の三ヶ日製菓の原点です。それ以来地元に根付いた「三ヶ日製菓の味」を守り、今も、“ 美味しさ ”にこだわった試行錯誤を続けています。







素材へのこだわり



できたてのお菓子をいち早くお客様に、
創業以来、変わることなく一つ一つ真心込めて作り続けます。


餡と言えば、北海道の音更産が有名です。
実際に畑に足を運びましたが、大地に広がる雄大な朝は湯気が立ちこめ、壮大な自然は素晴らしいものがあります。三ヶ日製菓では、希望の餡を常に契約した産地から、美味しい畑を選んで仕入れています。餡は、収穫の日付が数日違うだけで、味も香りも変わってしまいます。

白餡




小豆は、前日から水を漬け置いて煮るのが一般的です。
しかし、水に漬けっぱなしにすると色やアクの臭いなどが、皮から溶け出して中まで沁み込んでしまいます。三ヶ日製菓では、お湯炊き製法を利用しています。たんぱく質の凝固のせいで、外だけが煮え、渋を中身に入れずに美味しい所だけを使える、少し贅沢な製法を取り入れています。


※写真は、粒あんの準備をしているところです。


黒糖の美味しさでは有名な沖縄産を限定して仕入れています。黒糖の持つ独特の風味、渋み、甘さ、香り。そして、ヘルシーなミネラルたっぷりの自然の味わいが特徴です。
その他、お菓子に合わせて数種類の砂糖をを使い分けています。

砂糖

地元の新鮮卵、‘さくらたまごを‘使用しています。黄身が大きく、まろやかな味わいの卵です。

地元ブランド引佐牛乳。コクのある味わいで地元に愛される牛乳です。

セラミックを使った大型浄水器で、更に美味しくヘルシーにしました。