お茶会



松韻亭の茶席菓子の依頼をいただきました。
春らしい、ピンクと淡いグリーンのきんとん(煉り薯蕷製)です。
「花くれない」という銘で使ってもらいました。(多分)
朝、現場は席のセッティングからリハーサルと慌ただしく、ピリピリした雰囲気が多いので、納品した後そそくさと帰ろうとしたら、
「ちょっとお席を見ていかない?」と声をかけていただき、ちょっとビックリしつつもお言葉に甘え、席に案内してもらいました。
初めて見る釜の装いでした。
「つり釜」という春に用いるセットのようです。(お点前むずかしそう…)
掛け軸も、一文字だけのものでしたが、余白のとり方の妙でしょうか、すごく広い空間を感じさせるものでした。
いろいろ見ていたら、リハーサルにも参加させてもらうことになり、一服いただいてきました。
自分でも意外なほど、気が楽で心地よい時間でした。
先生並びにスタッフの皆様、ありがとうございました。
自分の仕事にも、いい勉強になりました。